【映画】アデライン、100年目の恋【感想】

昨日ご紹介した『新感染』は大好きな作品なのだが、これが2019年最後というのはハード過ぎると思い、絶対にハッピーになる一本で今年を締め括ることにした。

まず最初に、映画検索サイト(アプリ)を一つご紹介。
今は様々な動画配信サービスで映画を観ることが出来るので、タイトルやキーワードで検索可能な映画.nowがおすすめ。

ヒロインであるアデラインは、不運な事故により「老いない」という特殊な身体になってしまう。
研究材料にされることを恐れ、数年ごとに名を変え住む場所を変え、他人とは極力関わらず、目立たぬ仕事に就きながら愛犬を支えにひっそり生きていた。
そんな彼女が、一人の青年と出逢う。
もう誰も愛さないと決めていたアデラインだったが、彼の積極的なアプローチもあり、徐々に惹かれてゆく。
やがて彼の家族に会うことになるも、彼の父親こそがアデラインがはるか昔に愛した男性だったのだ───

こう書くと後半がなかなかヘビーだが、鬱々とした展開にはならないので安心して観て欲しい。
最後は間違いなく、ときめきのハッピーエンド!
「何らかの事情により不老不死となった肉体」は様々な作品で描かれ、そこには孤独や生命の尊厳というものが絡むため、どうしても重くなりがちだ。
もちろん、生命倫理に挑むようなダークでシリアスなものもいい。
だが『アデライン、100年目の恋』は、そんな重いテーマを素晴らしくロマンチックに仕上げていて、私はそこが大好きなのだ。
昔の恋人であり、現在の恋人の父でもあるという役柄を、いぶし銀の魅力で演じているのがハリソン・フォード。
この人が作品を引き締め、深みを出していると思う。

そしてヒロインのブレイク・ライヴリーがとにかく可愛い。
ビューティフル、エレガント、キュート。
彼女が着こなす様々な時代のファッションも、この作品のポイントの一つ。
ブレイク・ライヴリーはやはり『ゴシップ・ガール』の印象が強くて、彼女が素敵な衣装を身に着けているだけで楽しくなってしまう。
そして恋人役であるミキール・ハースマンは『ゲーム・オブ・スローンズ』でデナーリスの愛人役を演じている彼である。
そう、私が大・大・大好きなゲースロ……!
10分と少し長めの動画だが、ゲースロの壮大さ、容赦のなさがよく分かるので一度観て欲しい。

味方だった者が敵になったり、敵であった者同士が組んだり、先の人間関係と展開がどうなるか全く読めず、「推しは死ぬ」というゲースロ標語の通りに登場人物はどんどん死んでゆく。
しかも幸せな死に方は殆ど無い。
それでも緻密に構成された脚本のお陰で、見始めると止まらなくなる。
ヨーロッパ風やイスラム風、各国の文化を表現する建物や衣装もゴージャスで格好いい。
まとまった時間をとりやすい年末年始に一気視聴もおすすめ……ではあるが、ご家族のいる前ではやめよう。

あれ? アデラインで可愛く締め括るつもりだったのに、やはり物騒な最後になってしまった。
では皆様、よいお年を。

[ 【映画】アデライン、100年目の恋【感想】 ]感想2019/12/30 17:03