お月見泥棒。

今日から十月、そして今夜は中秋の名月です。
関東は昼間は曇っていましたが、天気予報通り夜にはすっきり晴れて、美しい月が見えています。

「中秋の名月」と聞くと、個人的に思い出すものがあります。
それは「お月見泥棒」。
実は私、社会人になるまでこんな素敵な行事が日本にあることを知りませんでした。
現在は愛知と三重に多く残っているそうなので、関東生まれの関東育ちの私は知らないまま来てしまったのでしょう。
このブログをご覧になっている方で、お月見泥棒をやったという方はいらっしゃいます?

ハロウィンもすっかり定着した感がありますが、ここ最近のことですよね。
大正時代にはなかったものだしどうしようかな、と悩んだりもしました。
結局ハロウィンになったわけですが、心の中では『お月見泥棒』という響きに少々未練があります。
満月の夜には盗みを許されるなんて、ロマンしかありません。
某ルートでは月見団子が登場しているのですけれども、また少し方向性が違いますので。

天供島も『日本』の文化を色濃く反映していますし、そんな言い伝えを記したものが漂着していたら絶対に盛り上がるはず。
男子達はお菓子を盗む方なのか、盗まれる方なのか、考えるだけで楽しい。
お月見泥棒は子供のものと承知してはおりますが、それを言ったら元はハロウィンもですし。

今夜は麗しい秋の月を眺めながら、彼等のことを思い出してみて下さいね。
 
 
 
それと完全に私事で恐縮ですが来週10/5は私の誕生日です。
よろしければ激励の拍手をお願いします。
登録した時に設定しなかったので、ツイッターの風船が飛ばないんですよ。

[ お月見泥棒。 ]diary2020/10/01 22:19