ニルアドの舞台。

……を観てきました。
一言で表すなら『最高!』でした。
いやでも、現実の板の上にニルアドのみんながいるなんて最高以外の言葉がありましょうか。

アクション多め、ということでしたが殺陣が私の好み過ぎました。
特に滉が。
本当に個人的趣味からの感想で恐縮ですが、得物が薙刀や槍などの動きが大好きで大好きで大好きで。
まさかニルアドで見られると思っていなかったので、心の中で盛大にはしゃぎました。
某カグツチの彼も素敵でした。
中でも私の性癖を撃ち抜いた仕草があり、あそこを写真にして売り出して下さったら買ったと思います。
詳細をお伝え出来ず残念です。
いきなり仕草語りから入ってしまったのですが、恋愛系エピソードでの演技もそれぞれ素敵でした。
毎回毎回邪魔される累が不憫で良かったです、あとお辞儀も。
滉はやはり兄弟の確執と雨。

昌吾は「不愉快極まりないっ!」「不愉快極まりない」「不愉快極まりない……」の変化がもう可愛くて可愛くて。
紫鶴と笹乞とのあの三人のシーンも目頭が熱く…。
笹乞を庇うように連れ立って歩いて去るところなど、舞台になって良かった…! と思いました。

紫鶴は全てが紫鶴という感じで惚れ惚れです。
唯一の着物要員らしい優雅かつ色香漂う立ち居振る舞いで、紫鶴が現実で動いたらこうだろうなと思いながら眺めていました。
紅茶のシーンは眼福。
昌吾と本当にいいコンビで微笑ましかったです。

翡翠も真面目で可愛くて時に男らしい翡翠でした。
長いマントをひらひらさせながらのナハティガルでの百舌山戦、そして窮地に陥った翡翠を累が助ける流れ、大好きです。
翡翠と累は、ゲームの戦闘シーンでは大きく絡まなかった二人なので、余計に新鮮に感じたのかも知れません。
話の辻褄を無視した、百舌山VS翡翠・累ペアの因縁対決はちょっと見たい気がします。
炎をどうやって演出するのかと思っていましたらまさかのダンサーズ!
燃えるものを身体で表現するって凄いと思うのですが、皆さん指先まで可憐で美しかったです。

隼人は照れ演技が特に印象的でした。
2.5次元になると葦切とのいいコンビ度が増すというか、バーでのシーンなど細かな動きが可愛くて。
もちろん可愛いだけでなく、最後の最後はやはり隼人でした。
滉との殺陣も格好良かった…!

ツグミも大変に可愛らしく、時に凜々しく、ずっとテキストの中にいた彼女が舞台の上にいる感覚がとても不思議で、でも自然でした。

朱鷺宮さんはまさに頼れる上司・朱鷺宮! という感じでしたし、元気溌剌の燕野も見ていて気持ちが良かったです。
百舌山や喬も雰囲気たっぷりで迫力でしたね。
笹乞は昌吾と紫鶴とのあのシーンに尽きますが、素晴らしい熱演だったと感じました。
隠は非常に難しい役どころだと思うのですが、舞台ならではの隠で、クライマックスは目を離せなかったです。

そして物語とは関係ない部分になりますが、小瑠璃が葦切とダンス出来て良かった-!
私としては祝福の気持ちでいっぱいです。
ちなみにあのダンスは、紫鶴と朱鷺宮の大人ペアがアダルト感溢れていて好きです。

細かく語り出すと、●さんのあの台詞のところが震えた、あのシーンが、になってくるのでそろそろやめます。
宗教上の理由で、ゲームの内容・ネタバレにかかるところは語りにくいのもありまして。

私はお芝居というか、板の上に立つ人を見るのが大好きです。
その日、その場、その瞬間の煌めきみたいなものを感じて、とても元気をもらえるので。
なのでニルアドが舞台になると聞いた時にはとても嬉しく、待ち遠しかったです。
観るならやはり楽日! と最終日でお願いしましたが、近かったら全通したいくらいの素敵な舞台でした。
そして私自身も沢山勉強させていただきました。

キャストの皆様、関わったスタッフの皆様、素晴らしい舞台を有難うございました。
素敵に演じて下さったキャスト様の次の舞台を、観に行ってみようと考えています。

個々のキャラエピソードはどうしても全ては入れられないので、もしゲーム未クリアで作品に興味を持って下さった方がいらっしゃいましたらこちらを是非。

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[ ニルアドの舞台。 ]diary, , 2018/11/12 18:26