【仕事情報】大正30年~ニル・アドミラリの天秤 5th Anniversary~

大変お待たせいたしました、大正30年です。

翡翠と昌吾は少し大人っぽくなり、累はもう「鷺澤先生」とお呼びしなければ。
逆に昌吾はもうお坊ちゃまとは呼ばせない! という凜々しさですが、きっと雉子谷なら敢えての「お坊ちゃま」であろうと先の公式ツイッターの台詞なのです。
隼人も滉も紫鶴も、みんなみんな元気でやっています。

というわけで以下のグッズのテキストを執筆させていただきました。

・5周年記念冊子~いと恋撫子~※彼視点小説
・メッセージカード Ver.Birthday(daytime)※誕生日はキャラではなく「あなた」です
・メッセージカード Ver.Birthday(night)
・パールフォトカードスペシャルメッセージ
 
 
記念冊子をお手に取っていただく前に、注意がございます。
今回の小説は、以前に書いたSSやシナリオと近いテーマのものが含まれております。
焼き直しや再収録ではなく、あくまでも「近いテーマ」です。

私はシナリオや小説を書く時にいつも「このキャラ達を動かすのはこれが最後かも知れない」と思っています。
一本でも多く売れ、長く愛されて欲しいと願って作ってはいても、全てのタイトルが展開を続けられるわけではありません。
『ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚』のシナリオを納品した時もそんなふうに考えていました。
ですが皆様のお陰で続編も書かせていただき、vitaからswitchへ移植となり、色ドリ撫子限定版用SSのご依頼があった時に「今度こそ一区切りだろう」とあのようなSSを書きました。
しかしまさかの大正30年です。
あれから五年経った春です。
繰り返しますが焼き直しではなく「五年後の彼等」です。
大正25年の春に出逢った彼等は、大正30年の春をどのように仲睦まじく過ごしているのでしょうか。
キャラクターは我が子のようなものと言いますが、娘や息子達の晴れやかな未来と幸せを願って書きました。
2016年のvita発売時から応援して下さっている方も、何かのきっかけで最近知って下さった方も、帝都の彼等を愛する全ての方に楽しんでいただけますように。
幸せ度と糖度は保証します。
通常の限定版に書いているSSよりも更に文字数がっつり多めなので、読み応えはある……はずです。

そして冊子を読んで下さった方は、よろしければ拍手から一言「大正30年の彼等を見届けた!」と送ってやって下さい。
ささやかではございますが、彼等の幸せな五年後を共にお祝いいたしましょう。


 
 
大正25年からの軌跡はこちらの記事にまとめてあります。

[ 【仕事情報】大正30年~ニル・アドミラリの天秤 5th An... ]仕事情報, 2021/05/20 19:30