>初めまして。お聞きしたい&背中を押してほしくて
こんにちは、ご相談有難うございます。
僭越ながら私からの回答は「乙女ゲームから少し離れてみてはいかがでしょうか」になります。
冷たい、と感じましたらこの先はお読みいただかなくとも構いません。
私は今年でシナリオライター18年目を迎えました。
人が産まれて高校を卒業する時間、この仕事をしております。
ここまで長くなると「一度は離れたけれどまたゲームに戻ってきました」というメールをいただくことは珍しくありません。
送信者様は「10年以上プレイしてきた」とのことですが「10年」というのはなかなかの年月です。
その時間の中で生活が変わり、プレイする時間が取れなくなったり、価値観そのものが変化することもあるでしょう。
また、長く続けていれば新鮮味がなくなったように感じることもあるでしょう。
私は基本コーヒー党ですが、仕事中ずっと何かしら飲んでいるため流石にそれだけでは飽きます。
なので紅茶に凝ってみたり中国茶にハマってみたりハーブティーを並べてみたり、ちょっとしたドリンクバー状態です。
趣味だけでなく何においても「これでいいのか」とふと自分に問う瞬間があると思うんですよ。
シナリオライターとして関わった作品全てに注げる限りの情熱を注いでいると胸を張って言えますし、面白いか面白くないかと問われたら面白いですと答えます。
ですが、趣味は誰かに強制されるものではないと考えています。
そして私も強制したくはないのです。
ただ予約もされているということなので、ひとまず人生最後の乙女ゲームとして刻まれるのであれば、それも光栄です。