五月に入りましたね。
今年のゴールデンウィークは明日と最終日が雨の予報ですが、おおむね過ごしやすそう。
今日は最近のお気に入り作品をご紹介します。
・教皇選挙
ローマ教皇の逝去にあたり、新しい教皇を定めなければならない。
世界各国から候補者が集まるも、投票の最中に多くのスキャンダルが露わになり──
一般人の私達がシスティーナ礼拝堂での「コンクラーベ」の内側を覗き見ることは叶いません。
「こんなことをするのか!」と感心しながら観た記憶も新しいところに、まさか現実でもフランシスコ教皇が逝去、「これもこれも映画で観た!」という奇妙なリンクを感じながらニュースを眺めています。
作品としての「教皇選挙」はとにかく脚本が唸るしかない、という感じで。
非常に「面白い」のですが、それは笑えるという意味でなく「唸る」です。
驚く結末は受け止める側の感覚により、様々な意見があることでしょう。
「こんなのは絶対に許せない」という方もいるでしょうし「まさかこうくるとは!」と喝采する方もいるでしょう。
個人的には今の時代らしい物語だなと思います。
レイフ・ファインズ氏は苦悩がよく似合いますね、『ストレンジデイズ』が特に好きです。
あれはメインテーマの『While the Earth Sleeps』が作品にはまっていて、懐かしくなったので聴きながら書いています。
教皇選挙の音楽もいいんですよ、映画館を出てすぐにサントラを探しました。
あと美術も素晴らしい、予告編からもその荘厳な美しさが伝わります、つまり全部いい。
・白い巨塔
Netflixに2003年版が来たので、このところずっとこれです。
大好きな名作なんです……!!
唐沢寿明演じる財前医師と、と江口洋介演じる里見医師。
国立大学病院の助教授であり財前は自信家で野心家、次の教授を目指し策を講じる。
対する里見は「栄誉など無用」と研究に没頭し、患者を気づかい、でもその真面目さが患者を苦しめたり、更には医療裁判を経て各のプライドやエゴがぶつかりあい……と、多くの登場人物による人間ドラマから目が離せなくて、あと一話、あと一話、と観てしまいます。
内容はもう知っているというのに。
五郎ちゃんもね、憎めないんですよ……。
上川隆也と及川光博の弁護士対決もいいんです。
くれない会には一日くらい入ってみた……いえ、こっそり覗き見するくらいですね、私にはとても務まりません。
加古隆さんの音楽もまた物語を際立たせています。
教皇選挙がお好きな方は白い巨塔もきっとお気に召すのではと思いますし、その逆も然り。
ゴールデンウィーク後半のお楽しみにどうぞ。
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白い巨塔の何がすごいって原作の出版が1965年ということです。
