帝都のホワイトデーも四度目です。
オトパが『帝都幻惑綺譚』なので久しぶりにそちらのネタなども混ぜつつ、少し成長したキャラもいたりという感じで書いてみました。
最近、新しくプレイして下さった方から感想をいただいたりもしたので、バーの元ネタのご紹介と宣伝をさせて下さい。
ノベル『勿忘草の眠り姫』
「記憶が女学生に退行してしまったヒロインに対し、元に戻ってもらうためにそれぞれがどんなデートをするか」という内容で、6ルート（6本）で構成されております。
凶悪な事件は一切起こりません。
曖昧な記憶の中、ちょっと新鮮な気持ちで、初々しかったり強引だったりの幸せな帝都デートをしてもらおう！ というのがコンセプトです。
滉のアサクサのバーの詳細はこちらで。
この他にも紫鶴とカフェに行ったり、翡翠とデパートに行ったりと、ゲーム内では登場していない場所にあちこち出掛けており、更にクロユリの後日談的エピソードも含んでいたりして個人的に非常に気に入っている一冊です。
描き下ろしていただいた中の挿絵も、とても素敵なんですよ。
もうすぐまた春が巡るので、未読の方に是非お手にとっていただきたく。
一二三書房 (2018-04-27)
『ニル･アドミラリの天秤 公式アートブック』
・書き下ろしSS
ヒロインと六人で秘密の花園へ。
初登場の場所になります。
設定としてはかなり気に入っているのです…が、何度も使えるネタではない気がするのでこの機会に読んで下さい。
・Q&A
私は彼視点のSSを書くのが大好きなのですが、そのアレンジバージョンといいましょうか。
内心で思っていても口にしなさそうなことがあるかなと。
基礎的なものから秘めた欲望、こっそり考えている未来図など色々答えていただきました。
『ニル・アドミラリの天秤 色ドリ撫子』
追加エピソードと、限定版特典冊子に小説が6本掲載されています。
小説は「最高に幸せな彼等」をテーマに書きましたので、こちらも是非お手に取っていただきたく。
ノベル、公式アートブックのQ&A、そして色ドリ撫子の小説を全部繋げると彼等の幸福な未来が浮かぶのではないかと思っております。
よろしくお願いします。
＜時系列＞
『帝都幻惑綺譚』（大正25年春）
『クロユリ炎陽譚』（大正26年夏）
『勿忘草の眠り姫』『公式アートブックSS』（大正27年春）
『色ドリ撫子』（大正27年夏～秋）