乙女ゲームシナリオ15周年。

GW真っ最中ですが、生憎の雨となってしまいましたね。
そんな日に、乙女ゲームシナリオライターとして15周年を迎えました。
シナリオを担当した『ガーネットクレイドル』のPC版が、2009年5/1発売だったのです。
いつもは作品の「●周年」を話題にすることが多いのですが、今年は乙女ゲームシナリオとしては15周年、そしてライター稼業として6/9に20周年を迎えるキリのいい年なので記事にしておきます。

ガーネットを書いた頃は乙女ゲームもまだまだ少なく、様々な面で手探りで、所属していた会社のスタッフにも沢山助けてもらいました。
でもその結果として「参考にするものが少ないならとにかく好きなものを詰めこもう、自分が好きだと胸を張って言えるものにしよう」という情熱を注いだと自信を持って言えるものになり、そんな作品を乙女ゲームの第一作に出来たことは本当に幸せです。
あと、歌詞も書かせていただきまして、それを素敵に歌っていただきまして、15年経った今聞いても名曲だと思います。
曲先だったので、これに似合う美しい言葉を紡がなければ、と。
特に『微睡む月の夜のアリア』はシナリオと密接に繋がっており、私自身も色々と勉強させていただきました。

ここ数年、バレンタインは密かにこのブログでバ●ンタインポ●ト真似っこ企画を開催しており、そこでささやかにささやかにガーネットのみんなのあれこれを書きながら、毎回毎回、高校生でいくべきか、新婚バージョンにすべきか悩んだりして、色々と想像する未来があったりもするのですがそれを表に出すのは野暮であろうと踏みとどまったりもして、とにかく私の中ではみんな元気です。
この日記を読んだ方が一人でも多く、サーリヤ達のことを思い出してくれたら嬉しいです。
 
 
今日のサムネと以下の写真は代々木上原にある東京ジャーミイです。
ハラルマーケットとカフェもあり、そちらで食べたものをあわせて記事にしようと考えていたものの、例によって記事作成が全く追いついていなくてですね……。
ひとまず建物だけ先にご紹介します。

写真撮影は、個人の場合「スマホのカメラのみ」可能。
また女性は頭部を覆う布が入り口にあります。

ガーネットの制作前に旅したトルコは、私の中にとても大きなものを残しました。
この日記を書くにあたり旅記事を読み直して、あの場所で見たこと、感じたことが、今の私の書くものに大きな影響を及ぼしているなと改めて思います。
少し古い記事になりますが、当時の私が精一杯書いたものなのでよろしければご覧下さい。

 
 
ガーネットから15年、ご縁に恵まれ沢山の乙女ゲームに関わらせていただきました。
乙女ゲームのシナリオもまだまだ書くつもりですので、情報公開をお楽しみに。
特にお礼もなく厚かましいお願いで恐縮ですが、もしお時間がありましたら15周年と20周年のお祝いに好きな作品の好きなキャライベントや、特典SSなどでお気に入りの話がありましたら教えていただけると嬉しいです。
これからの糧にします。

[ 乙女ゲームシナリオ15周年。 ]diary2024/05/01 12:40