12/5にメッセージを送って下さった方へ

>片桐さんこんにちは。11月の頭にニルアドクロユリの~

こんにちは。
まず、オラソワ→ニルアド→獄ストとお疲れ様でした!
いつも丁寧な感想を送って下さり、毎回とても嬉しく読ませていただいてます。
私のデビュー作からの逆走というのはなかなかレアケースでして(少なくともメッセージなどで把握している限りでは)ジャンル的なものも含め、こっそり心配したりもしておりました。
楽しんでいただけたようで何よりです!

JacKの【煩能】は確かに歌唱で見たい(聴きたい)ですよね。
キャスト様も歌える方ですし。
タイトル内でキャラクター一人のみ歌唱となるとなかなか難しく、そういった事情もあるのですが、彼なら某アニメのようにいつかきっと……!!
あとは個人的に歌唱なら(バトル抜きで)閻魔大王と篁でムード歌謡みたいなデュエットして欲しいです。
コーラスが薊とお七で。
申し訳ありません、話が完全にずれました。
彼は先に集まっている曲者揃いの四人に対して、所謂「いいところのお坊ちゃん」なんです。
そんな彼のものの見方や考え方が罪人の彼等に影響を与えることもあるでしょうし、そのまた逆もあると考えておりまして、エンディング後の更に打ち解けた様子はドラマCDで聴けます。
「タマから変えるものか」という一文が地味にツボりました。

朝ちゃんのアレは私もグラフィックがあがってきた時に狂喜しました。
いいですよね、無数に刃物。
立ち位置的に「超えるべき壁」でもあるので、色々な場面で戦闘してもらいました。

薊はメッセージでも感想を書いて下さる方が多いんですよ。
あのくらいの年齢の女の子を一度ちゃんと書いてみたかったので、念願叶いました。
中学生っていい意味での幼い強さと弱さがあると思うんです。
過去は本当に酷い境遇で、殺り合いで解決出来ない兄妹だからこそ、お互いに乗り越えられるといいな、と。
「お前以上にかわいいJCはいない」いただきました。
あと私はボーイ・ミーツ・ガールが大・大・大好きなので……!!

オトパの紫鶴の台詞も気付いて下さって有難うございます。
そうなんです、そういうことなんです。
両作品をご存知の方の、ささやかなお楽しみになればと言わせてみました。
本というものは時代を超えて残っていくものですよね。
私もまさか後年に、こんな形で帝都の彼等の思いを繋げられるとは思っていなかったので、喜んでいただけて嬉しいです。
森恒先生も草葉の陰から誇らしいはずです。

そして彼ですが……。
実は今までの感想の傾向から、送信者様が獄ストをプレイしたら高確率で刺さるのでは……?と勝手に分析しておりました。
ネタバレを避けるために稚拙な一文になってしまうことをご容赦願いたいのですが、かいていてとてもたのしかったです、たのしかったです。
テンション上がってくださったのでしたら光栄です。
今回初めてのバトルものですが、企画の初期からもう今までのタイトルと同じ書き方では駄目だな、と感じたんです。
バトルもので一番盛り上がる展開とはどんなものか色々と考えまして、でも望めば望むだけグラフィックへの負担も大きくなってゆくんですよね。
そういう中であんなにも格好良く演出していただけて、組み上がったものを見て私は幸せなライターだなと思いました。
最後の演説も、実は入れるか迷ったところなんです。
乙女ゲームの主人公は皆様の分身なので、闘い抜いて傷を負い、ボロボロの姿で公衆の面前で演説なんて恥ずかしい、という方もおられるはずです。
でもあの場で、やはり言葉を示すのは彼女の役目であり責任であろうと。
ラストバトルは全員登場ファイルなので、最初から最後までどのシーンも気に入っています。

アリスネタも拾って下さって有難うございます。
意外にもまだちゃんと書いていないのでいつか絶対、と夢見ています。

PAとワルツはもう月日の流れが……と嬉し恥ずかしではあるのですが、送信者様がPAをプレイしたら、もしかしたら少し懐かしく感じる……かも知れません。
いや、そんなことはないかな。
というのもPAはフリーになって初めてのタイトルでしたので、ジャンルは乙女ゲームですが文体がちょっとファナやメサに近いんですよ。
移植にあたりテキストを全て読み返したのですが、当時の私が頑張って書いていました。
PAとワルツにも恐らくお好きでは?というキャラがいるので、よろしければまた感想などお聞かせ下さい。

少し早いですが、今年は沢山の素敵なお言葉を有難うございました。
私は送っていただいた感想を喰らい啜り生きているので本当に励みになります。
いよいよ冬らしい寒さですが、ごうぞご自愛下さい。

[ 12/5にメッセージを送って下さった方へ ]返信2022/12/06 21:38